本文へ移動
読みもの一覧

観光サイト診断

海外の友人に、自社サイトだけで予約を任せられますか?

観光サイトを見るとき、私たちが何度も戻る基準があります。「海外から来る友人に、このサイトをそのまま送れるだろうか?」ということです。ウェブに慣れた人でも、北海道を知っている人でもありません。夕食後にスマートフォンで旅を計画し、いくつもタブを開いていて、これ以上調べものをしたくない友人です。

執筆:Denise & Riley(Cherry on the Moon)読了目安 6分
01

コンバージョン率の話だけではありません

コンバージョン率は大切な数字ですが、とても人間的な問題を少し抽象的にしてしまうことがあります。訪問者は数字ではありません。宿、ガイド、部屋、レストラン、体験が自分に合うかを考えている一人の人です。

友人に送れるかという基準は、もっと正直です。知っている人が旅行を計画していたら、このページをそのまま送って、説明を任せられるでしょうか。難しいなら、足りないのは宣伝文句ではなく、情報そのもの、情報の順番、または次の行動までの道筋であることが多いです。

02

行き先をきちんと理解できるか

地図上のピンだけでは、アクセス案内になりません。特に北海道の地方では、「近い」が実際にはどういうことかを旅行者が理解する必要があります。電車はあるのか。最終便の後でもタクシーはあるのか。冬の道はどのような感じか。レンタカーは便利なのか、必要なのか、この旅ではかえって負担になるのか。

地域の事業者は、毎週同じ質問に答えているため、こうしたことを頭の中に持っています。その中の役立つ部分をサイトに載せましょう。問い合わせが減るだけでなく、検索でも見つけてもらいやすくなり、海外のお客様が不安なままではなく、落ち着いて到着できるようになります。

03

実際の体験を想像できるか

良い観光サイトは、きれいな写真を見せるだけではありません。その一日を想像できるようにします。到着したら何が起こるのか。誰が迎えてくれるのか。体験はどのくらいかかるのか。何が含まれるのか。何を持っていけばよいのか。にぎやかな大人数の体験なのか、もっと小さく個人的な時間なのか。

ここで、その事業らしさが出ます。すべてを一般的な高級感のある言葉に整える必要はありません。雪の多い私道、みんなで囲む朝食のテーブル、ガイドが好きな斜面、近くで昼食を取れないこと。こうした具体的な話の方が、「忘れられない体験」という言葉よりずっと伝わります。

04

電話をしなくても予約まで進めるか

最後の確認が一番大切です。来たいと思った後、料金を見て、空き状況を理解し、必要な質問をし、日本語と英語のページを行き来させられずに予約まで進めるでしょうか。

予約システムそのものが美しい必要はありません。ただし、そこへ移る流れは明確であるべきです。ボタンの先で何が開くのかを伝え、できる限り言語の流れを保ちます。問い合わせが次の行動なら、送信後に何が起こるか、いつ頃返事が来るかを説明します。予約したいお客様に、どれだけ本気かを試させる必要はありません。

05

今も届く質問を使う

監査に使える材料は、すでに事業の中にあります。メール、Instagramのメッセージ、予約メモ、チェックイン時の質問を見てみましょう。繰り返される質問は面倒なものではなく、サイトがまだ十分に伝えられていないことの一覧です。

私たちも自分たちのロッジで同じことをしています。ある週には、あと一文、より分かりやすいリンク、郵便番号以上のことが分かる地図が必要だと痛感します。サイトは完全に終わるものではありません。運営者が実際のお客様に必要なことを学ぶほど、少しずつ分かりにくさを減らしていくものです。

06

私たちが見る「友人に送れるか」チェック

観光サイトを確認するとき、技術的な項目の下にある基準はこれです。タイトル、表示速度、検索で見つかるか、情報の構造、スマートフォンでの使いやすさは、サイトを見つけやすく、使いやすくするために大切です。ただし、それだけが目的ではありません。

その事業に合うお客様が、場所を理解し、その個性を感じ、安心して次の行動に進めるかを見ます。誰にでも当てはまるチェックリストを追うより、こちらの方が診断の出発点として役立ちます。

  • 場所と行き方を理解できるか
  • 実際にどんな体験かを想像できるか
  • 聞かなくても大切な実用情報が見つかるか
  • 問い合わせや予約を任せられると感じるか
  • 自分の言語で、スマートフォンから無理なく進めるか