The Rabbit Hole
The Rabbit Hole:Googleで答えが見つからないとき
検索語を変えるだけでは答えが出ない問題があります。何が必要なのかを考え直し、聞き続け、最初の「近い答え」で妥協せず、必要な人や素材にたどり着くまで調べる問題です。
最初の答えは、たいてい少しだけ近い
漆喰用の石灰は、古い左官材料店と、内地から25kg袋を取り寄せてくれた70歳の店主にたどり着きました。木チップは、富良野のリサイクルセンターが扱う、古い切り株や丸太を粉砕したものが理想でした。必要な答えは存在していましたが、最初に考えた場所にはありませんでした。
何が必要なのかを正確に理解しなければ、正しい答えを見分けることもできません。「石灰」や「木チップ」だけでは、まだ問いが粗すぎます。
粘り強さは、実用的な技術です
温水式床暖房パネルを探したときは、中国の業者、フォワーダー、通関、最後の配送まで経験しました。日本で見つけた小売価格の約20%で購入できました。価格だけでなく、輸入の流れを自分たちで理解できたことも大きな収穫でした。
供給網、言語、仕様、配送。どこにも不確実さがあります。最初に「近いもの」を勧められると、そこで妥協したくなります。でも一つで妥協すると、全部で妥協し始めます。
不可能だったものが形になり始める瞬間が好きです
曖昧な困りごとや、説明しにくいアイデアが、素材、業者、つくれる人、次の一歩を持ちはじめる。その変化が面白いのです。
私たちは、新しいことや少し違うことをしようとしている人に惹かれます。すべてのアイデアを事業にする必要はありません。ただ、面白い場所へ進もうとしている人が、道筋を見つけるために少し手を必要としていることがあります。
役に立つのは、次の現実的な一歩を見つけること
珍しい素材を調べる、つくれる人を探す、日本で生産できるか調べる、複数の方法を比べる。名前がつく前の調査自体が、最初のプロジェクトになることがあります。
すべてのアイデアが実現するとは約束しません。実現するために何が必要か、次に何を試せばよいかを一緒に整理することはできます。適切な業者を見つけることもあれば、アイデアを変えることもあります。費用をかけない方がよいと分かることもあります。その判断も、十分に役立つ発見です。
私たちはこの最初の調査をThe Rabbit Holeと呼んでいます。大きな答えを決める前に、問いを深くするための、小さく選択的な入口です。
